日本機械学会2024年度 年次大会(主催：日本機械学会､2024年9月8日～11日)にて､｢水静圧軸受(非接触軸受)｣に関する研究成果を近畿大学と連名で発表しました｡

共同研究内容

当社は近畿大学とともに､油と比較して環境負荷が小さい｢水｣を潤滑流体とした水静圧軸受の研究を進めています。水静圧軸受は､外部から高圧流体を供給して非接触で回転軸を支えるため､製造機械の回転軸および軸受からの摩耗粉の発生を抑えます｡

今回の発表内容

先行研究で共同開発した空気軸受｢軸方向型スロット絞り静圧気体軸受(樹脂製)｣を対象に､偏心率に対する負荷容量を評価するための静特性試験機を製作。軸受性能に寄与するスロットの隙間､軸受すきまの違いによる負荷容量の評価結果について発表しました｡

今後の展望

今回発表した研究成果は､実用の水静圧軸受の設計に活かせると考えています。食品製造ラインなどの製造機械の高クリーン化や長寿命化によるメンテナンス負担軽減の実現にご期待ください｡

関連サイト

• 日本機械学会2024年度 年次大会

関連ページ

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