お知らせ - 2024.10.28サレジアン国際学園世田谷中学高等学校に災害用トイレを寄贈 ~防災学習に役立て、災害時のトイレ問題への意識向上を目指して~
スターライトは、サレジアン国際学園世田谷中学高等学校(所在地:東京都世田谷区)に対し、災害用トイレを寄贈しました。これは、近年急増する自然災害において被災地でのトイレ問題が深刻化していることを受け、同学園での防災学習と、敷地内に設置されているマンホールトイレの利活用を促進することを目的としたものです。
サレジアン国際学園世田谷中学高等学校とスターライト工業が防災活動で連携
同学園では、防災活動を通じて「災害時のトイレ問題を考える」ことを重要なテーマの一つとし、探求学習を進めています。東日本大震災の被災地を訪問した生徒たちが「3.11のとき最も困ったのはトイレだった」という現地の声をきっかけに、防災学習の一環として災害時のトイレ問題と向き合い、自らの考えを深めるとともに、社会に貢献することを目指してきました。
この活動を指導する社会科の教諭は、「防災を楽しく学び、生徒たちが日常的に災害への備えを意識できるようにしたい」と考え、授業やワークショップを通じた実践的な学習を推進されています。また、同学園では2023年度のテーマとして「10年後の未来の災害用トイレを考えてみよう!」を掲げ、生徒たちがチームごとに考えたアイデアを、SDGs Week EXPO 2023で発表するなど、積極的に社会とつながりながら学習を深めています。
スターライトは、このような活動に共感し、2019年から同学園と交流を開始。以降、防災に対する意識向上や、次世代を担う若者たちへの教育支援を目的とした取り組みをともに行ってきました。
寄贈式と防災訓練の様子
今回の寄贈式は、同学園の避難訓練の一環として行われました。災害用トイレを展示した廊下では、防災啓発の一環として「スターライト工業からの挑戦状:災害時、このトイレを使いたくなるにはどうしたらいい?」という問いかけを掲示し、生徒たちから多数の意見やアイデアが集まりました。生徒たちは災害時のトイレに対する意識をさらに深め、自らのアイデアを発表することで、実際の災害時にどのように活用できるかを考える機会となりました。
スターライト工業の思い
スターライト工業は、学校や地域社会とともに同じ目標に向かい、各々の知識や経験を共有しながら、防災に関する課題解決を図ることを目指しています。これからも「いのちを守る安心なトイレプロジェクト」を通じ、社会全体で災害時のトイレ問題に取り組み、安心・安全な環境を提供してまいります。
関連サイト
- 水害地域でのトイレ環境確保のため山口県美祢市へ携帯用トイレを寄贈しました - お知らせ | スターライト工業株式会社
- 「SDGs Week EXPO 2023 -災害対策トイレ展-」で災害用トイレの大切さを伝えました - 展示会情報 | スターライト工業株式会社
関連SNS
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