展示会情報 - 2024.01.12「SDGs Week EXPO 2023 -災害対策トイレ展-」で災害用トイレの大切さを伝えました
展示会では、これまでの活動や取り組み事例を紹介し、ご来場者の方々に「災害時のトイレ問題」について説明を行いました。
また、サレジアン国際学院世田谷中学高等学校の社会探求ゼミ/SDGs・防災学習の生徒5名にもご参加いただき、”10年後の未来の災害用トイレを考えてみよう!”などをテーマに探求してきた内容をご来場者の方々に発表していただきました。
左右矢印キーでボードをスクロールできます(ボードは7枚あります)
災害用トイレに必要なこと
女性やお子様への安全性
ドアは内側から簡単に施錠することができ、刃物でも裂けにくい構造です。昼夜を問わず灯りをつけても中の人のシルエットが外に透けない設計で、夜間は人が近づくとセンサーが反応し、自動でライトが点灯します。
高齢者や障がい者の方も使いやすいバリアフリー設計
段差が無く、付添者や介護者も一緒に入室できるスペースが確保されています。座る時や立ち上がり時に使える手すり付きのトイレです。
健康・衛生・快適性
ニオイを取り除くための換気ファンや、災害用トイレの運搬が容易となるワゴンもあります。避難所でも普段と変わらず安心してトイレが使えます。
喫緊の課題
内閣府発行の「避難所におけるトイレ確保・管理ガイドライン」では、過去の災害による仮設トイレの設置状況や国連等による基準を踏まえ、災害発生時には避難者約50人あたりに1基、その後避難が長期化する場合は約20人あたりに1基のトイレを確保できるようにしておくことが望ましいとされていますが、いまだ全国自治体での事前の数量確保は十分ではない状況です。
また備蓄はしたものの備蓄場所や災害用トイレの使い方が住民に十分に周知されないままの自治体も多くあります。そのため、スターライト工業は展示会やイベント、避難訓練などを通して災害用トイレの大切さを伝えていく取り組みを進めております。
X(旧Twitter)では、「もしもに備え災害用トイレの大切さを伝える」というアカウントで情報発信をしています。
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