On Your Side Vol.2 Schneider Electric
× STARLITE企業さまとの｢機能｣対談シリーズ

Schneider Electric：中川さま｢技術開発と生産拠点とのグローバルな連携が頼もしい｣

星光樹脂(中国のスターライトグループ企業)：王タッチパネルフレームを､長くご支持いただきありがとうございます｡シュナイダーさんの製品の一部として､世界中の製造現場を支えていることに､とても誇りを感じています｡

Schneider Electric：中川さまHMIタッチパネルは｢人とマシンをつなぐ商品｣というコンセプトのもと､タッチパネルのマーケットリーダーとして､特に製造現場を中心に世界の様々な場所に展開しております｡HMIタッチパネルは屋内外を問わず様々な環境下で使用されることから､タッチパネルフレームには幅広い機能が求められます｡

例えば､耐候性や耐熱性､さらに強度を保った上での軽量化などの機能面､そして､ブランドイメージに直結する商品コンセプトに合った色や質感や手触りなどといった情緒的な要素が挙げられ､最終的にはこれらのトータルバランスまでも追求されます｡

星光樹脂：王わたしたちは､｢お客さまの側に立った機能開発｣を常に大事にしてきました｡当社の商品が使用される環境に適合して初めてお客さまにその良さを実感していただけるからです｡シュナイダーさまの求められるトータルバランスにお応えできるよう､これまで積み重ねてきた｢材料開発力｣や｢形状開発力｣を発揮してまいります｡また､特にこの商品は複雑な形状をしていることから､金型開発段階では最新の注意を払いながら取り組んでいます｡

Schneider Electric：中川さまそうですね､安定した品質のためには最適な金型検討が不可欠でしょう｡当時立ち上げ段階では社内で保有されている解析装置で金型仕様の最適化を繰り返し追求するなど日本での金型開発を行った後に中国で量産立ち上げを行っていただいた｡そのプロセスでは会社の枠を超えることもあり､又社内の部門横断的な対応をグローバルにしていただいたことでいいものが生まれたと聞いています｡このやり取りが信頼関係になり､現在までの醸成に繋がってきているのではないでしょうか｡

星光樹脂：王｢新しいアイデアは､技術者同士の深い連携の場から｣

星光樹脂：王そう言っていただけると涙が出そうです｡たしかに､このフレームの原型が生まれ量産化の軌道に乗るまでは大変な苦労の連続でした｡まさに熱意の結晶と言わせてください｡そして､おっしゃる通り､その際の技術者同士の深い連携がベースとなって､今でもシュナイダーさんとの共創が継続しているのではないかと思います｡場づくりから新しいアイデアが生まれ､付加価値の提案に繋がっていると思います｡

Schneider Electric：中川さまそうですね！何といってもSchneider商品を隅々まで理解されてある｡開発当初から数々の改善や機能アップの改良など､緊急案件にも期待以上のご提案をしていただいた｡長いお付き合いがあるからこそ図面だけでは伝えきれない＋αの部分までを､材料開発や金型開発等の見地から大局的にご提案していただいていると考えています｡

星光樹脂：王現在でもスターライトグループ内で経験豊富な多くの技術者と知見を共有しています｡緊急で難しい案件にもスピーディに対応できる体制となっていますし､その改良についてはあらゆる方面から上がってくる研究成果や稼働データが支えています｡

Schneider Electric：中川さま変化の速い中国では特にスピード感のある対応力が求められます｡グループ内での技術開発体制と中国生産拠点でのモノづくり体制とが､ボーダーレスでシームレスに機能していることは頼もしいですね｡これからも大いに期待しています｡

星光樹脂：王いつでもお声かけください｡トライボロジー技術で期待を超えるようなトータルソリューションを提供してまいります｡本日はありがとうございました｡