展示会情報 - 2021.12.13「SDGs Week EXPO 2021 -“災害対策トイレ展”-」へ出展いたしました

<サステナブルへの取組み>

災害対策用トイレ「クイックハウス」は、阪神淡路大震災の際「仮設トイレを利用しやすいようにしてほしい」という女性の声をもとに開発いたしました。それ以降全国の自治体に7,000台以上の納入実績があり、近年の防災意識の高まりから企業や民間にも徐々にひろがり始めています。

最近では水害被害がきっかけとなり避難所でのトイレ設営が増加している一方で、避難所でのトイレ問題は依然残されたままの状況となっています。今回「SDGs Week EXPO 2021 -“災害対策トイレ展”-」では、東日本大震災を契機に内閣府がリリースした「避難所におけるトイレ確保・管理ガイドライン」を参考に、より快適な仮設トイレを追求した商品のアップデートを行いました。

<主な機能について>

クイックハウスが®大火災で活躍した5つの理由
  • 女性・お子様への安全性

    施錠ができ刃物でも簡単に裂けず、使用時に外からシルエットが映らない設計です。またセンサーによりライトが自動点灯し防犯性を高められるよう開発中です(2022年4月発売予定)。

  • 高齢者・障碍者への安心

    付添者や介護者とも利用できるスペースが確保され段差が無くバリアフリーの構造です。また体を支える手すり付きの便器もご用意しています。

  • 健康・衛生・快適性追求

    普段と変わりなく安心してトイレが使用できるため、避難所での健康維持がはかれます。またより快適に使用できるよう悪臭を取り除くための換気ファンや、クイックハウスの持ち運びが容易となるワゴンも開発中です(2022年4月発売予定)。

  • 用途の多様性

    洋式トイレはマンホールトイレ用として2タイプ、貯留式とマンホールトイレ両方とも使用できるものが1タイプあり、マンホールトイレ用下水設備の整っていない環境でもお使い頂けます。

<喫緊の課題>

展示会(お子様たちへの説明)

内閣府がリリースした「避難所におけるトイレ確保・管理ガイドライン」では、過去の災害による仮設トイレの設置状況や国連等による基準を踏まえ、災害発生時には50人に1基、長期化する場合は20人に1基のトイレを確保できるようにしておくことが望ましいとされています。

しかし、いまだ全国自治体での事前の数量確保は十分ではない状況です。これからも全国自治体や企業民間組織へ災害対策用トイレの事前の備蓄を呼びかけてまいります。

お問い合わせ : https://starlite.co.jp/contact/