新開発・新サービス - 2026.06.01 福井大学との共同研究内容が専門技術書籍に掲載されました

福井大学との共同研究内容が専門技術書籍に掲載されました

近年、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーへの関心の高まりから、プラスチックの資源循環が重要なテーマとなっています。なかでも、自動車や電子部品などに使われる「熱硬化性樹脂」は、高い強度や耐熱性を持つ一方、一度硬化すると再び溶かして製品化することができません。そのため、使用後は粉砕や焼却処理が中心となっており、「壊れにくいけれど、リサイクルが難しい」という課題を抱えています。

こうした背景のもと、福井大学 学術研究院工学系部門とスターライト工業が共同で進めているのが、「フェノール樹脂のケミカルリサイクル」に関する研究です。高強度・高耐熱という熱硬化性樹脂の特長を維持しながら、"必要なときだけ分解できる"新しい樹脂材料をつくれないか―。そんな挑戦に取り組んでいます。特に、熱硬化性樹脂の一種であるフェノール樹脂を対象に、分解可能な構造を取り入れた新たな材料設計を検討しています。

この取り組みが、技術情報協会発刊の専門技術書籍『易解体・分解材料の設計と応用事例』に、「分解性アセタール結合を有する易解体性フェノール樹脂複合材料の開発」という題目で掲載されました。本研究の詳細について、ぜひ書籍でご覧ください。

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