お知らせ - 2023.08.14「トライボロジー会議2023春」および「プラスチック成形加工学会 年次大会」にて工学院大学との連名でバイオマスプラスチックに関する研究成果を発表しました
日本トライボロジー学会主催のトライボロジー会議2023春(2023年5月29日から31日開催)とプラスチック成形加工学会主催の年次大会(2023年6月21日から22日開催)にて工学院大学工学部機械工学科の高分子材料研究室との共同研究成果について連名発表しました。
発表内容は食糧問題とは競合しない非可食植物を原料としたバイオマスプラスチックであるポリアミド1010をガンマ線照射により改質する研究です。ガンマ線照射による改質は人工関節用の超高分子量ポリエチレンに使用される技術ですが、ポリアミド1010へ応用することでトライボロジー特性や機械的強度の向上が可能であることを発表しました。
軸受や歯車などの機能部品へバイオマスプラスチックの用途展開を目指し、これからも環境負荷低減に貢献する研究・開発に努めてまいります。
なお「一般社団法人プラスチック成形加工学会第34回年次大会」においてポスター発表を行なった機械工学専攻博士 森野麻衣子さんが「優秀学生ポスター賞」を受賞されました。
関連サイト
- トライボロジー会議2023 春 東京|一般社団法人 日本トライボロジー学会 (tribology.jp)
- プラスチック成形加工学会第34回年次大会/ホームページ (atlas.jp)
- 機械工学専攻生がプラスチック成形加工学会で優秀学生ポスター賞を受賞 | 工学院大学
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