開発センターDEVELOPMENT CENTER

開発センターは、広島支店で従来機能していた開発・設計部門をベースとして「次世代のクルマ」に向けたスターライトグループの解析・試作のノウハウを集結した新機能創出のグローバル拠点として2016年に設立いたしました。
スターライトではクルマ向け商品の設計・解析から試験評価・モノづくりまでを一貫して行っており、開発センターはカーメーカーが描く理想的な機能デザインを具体化し、提案・設計を進めています。スターライトグループのモビリティ生産拠点である広島工場や山口工場、海外拠点の各拠点と連携をしながら、CAE解析と金型、量産へのサポートを行っている点が最大の特長です。



開発センターが位置する広島市安佐北区可部は出雲街道、石見街道の分岐点に位置し、太田川水運や三篠川水運の合流点にもなることから、江戸時代には城下町広島の内湊としての機能を果たしてきました。開発センターに近い可部駅東側には風情のある古い町家が並び江戸時代の面影を今に伝えています。また可部地区を見下ろす高松山はかつて毛利家興隆の柱として活躍した熊谷氏が高松山城を築城・本拠とした歴史が残るエリアでもあります。
主力の生産商品は自動車向けカウルグリルとアクティブグリルシャッター(AGS)、サブタンクです。カウルグリルは車両性能向上と軽量化に加え歩行者保護にも役立つ機能を備えた外装ユニットで、AGSはエンジンルームへのエアフローを自動制御、空気抵抗を改善することで燃費改善に役立つ製品です。安全や環境にも配慮した機能商品でお客様のさまざまなニーズにお応えしています。



Initiatives in Function and Design Development機能・デザイン開発への取り組み
スターライトが開発・設計している代表的なユニット「カウルグリル」は「カウル(風よけ)」としての機能と、空気を取り込む「グリル(網)」としての機能が必要です。またフロントガラスから伝う雨水をシールする一方、逆にエンジンなどが発生させる熱気や臭気を外へ逃がす必要もあります。さらに自動車の前面で歩行者との接触事故が起こった際にカウルグリル自体が破壊することで衝撃エネルギーを吸収し歩行者の安全につながるよう設計しています。
数式や物理モデルを用いてシステムの挙動を表現し開発段階において検証を行うモデルベース開発(MBD: Model-Based Development)を駆使し、製品レベルの検証から周辺の部品や車体性能への効果をつなげたシミュレーションを進め、設計段階での早期検証、手戻りの削減や開発期間の短縮、品質向上を目指しています。



Our Messages私たちからのメッセージ
モビリティソリューションズカンパニー開発部門
私たち開発センターは主に自動車樹脂部品において「地球環境にやさしく・安全・安心・快適な製品」を念頭に置いた製品設計および生産に必要な金型や各種治具製作などを担当しています。新しい機能を想像し提案・開発を行い社会に愛されるモノづくりを続けてまいります。
モビリティソリューションズカンパニー解析部門
CAE解析による製品評価を担当しています。 私たちは樹脂流動をはじめ、構造、熱、振動、衝撃、流体など、幅広い分野の解析技術を駆使した製品開発、およびマルチフィジックス解析や最適化技術などの新技術開発にも日々取り組み、迅速で安心な製品提供を追求しています。
モビリティソリューションズカンパニー開発部門
開発センターは明るく開放的で、居心地の良い職場です。先輩方から親身になって教えていただけることに感謝しながら、毎日安心して仕事に向き合っています。設計業務は奥が深く難しいこともありますが、1つずつできることが増えて難しさの中にやりがいを感じています!
モビリティソリューションズカンパニー開発部門
部品への要求は常に変化しています。それは自動車の進化や環境規制など要因は様々であり、我々設計者は変化を予測し、イメージした物を形にする力が求められています。日々、開発センター保有の3D-CADと3Dプリンターを駆使し、創造的かつ効果的な打開策を検討しています。
Company Profile会社概要
名称
- 開発センター
設立
- 2016年1月
従業員
- 16名(2025年3月現在)
所在地
〒731-0223 広島県広島市安佐北区可部南4丁目−26番7号 MAP
- TEL082-819-3506
- FAX082-815-3370
事業領域

パートナーシップで新しい共創を、社会をより良い方向へ
自然や社会とのつながりを大切にしながら、社会の課題を機能性商品・サービスで解決する提案をすすめています。お気軽にお問い合わせください。
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